中国の6G推進団体であるIMT-2030(6G)推進組の主要メンバーであるCAICT(China Academy of Information and Communications Technology)副院長 王志勤氏の来日を受け、2025年5月13日(火)にXGモバイル推進フォーラム(XGMF)の6G推進プロジェクトメンバーとの間で日中両国の6Gに向けた取り組みに関する意見交換が行われました。
なお、IMT-2030推進組とXGMFは2025年2月に6G開発に関するMoUを締結しています。
議論内容:
(1)王副院長によるプレゼンテーション
王副院長より中国の6Gに向けた取り組み状況について説明がありました。
主な内容は以下の通り:
(2)XGMF 6G関連プロジェクトの概要説明
6G関連プロジェクトのリーダー・副リーダーより、各プロジェクトの取り組み状況について紹介がありました。
CAICT側からは、無線技術プロジェクト配下の各WGの取り組み内容及び通信とAIの融合におけるトライアルに関して質問がありました。
(3)今後のIMT-2030(6G)推進組とXGMFの連携について
2025年11月に中国にて開催予定のグローバル6G推進会議に合わせて、2団体によるワークショップを行う提案がXGMF側よりあり、実施に向けて今後調整することで合意されました。