5G TECHRITORY 2024 への参加

2024.12.23
5G TECHRITORY 2024 への参加

2024年10月29-30日にラトビア・リガにおいて5G TECHRITORY 2024が開催され、XGモバイル推進フォーラム(XGMF)より三菱電機 小崎 成治氏が参加しました。
5G TECHRITORYは欧州における5Gエコシステムを推進するために2018年から毎年開催されている国際会議で、ICT技術の導入に力をいれるラトビア政府のバックアップで運営されており、今年で7回目の開催となります。
日本からは、XGMFのVertical関連プロジェクト、および三菱電機のR&D取り組み等を紹介しました。

会場

会場

オープニングセレモニー(ラトビア首相)

オープニングセレモニー(ラトビア首相)

  1. 会議名 :5G TECHRITORY 2024
  2. 日時 :2024年10月29~30日
  3. 開催地:ATTA Centreコンベンションセンター(リガ・ラトビア)
  4. 参加者:1800名以上(うち現地参加者1100名以上)
  5. 主要トピック:
    オープニングセレモニーではラトビア首相、経済相、スマート行政・地域開発省大臣、運輸相、ComReg会長等が登壇。共通して多かった発言が欧州における連携強化。レギュレーションという言葉も非常に多く聞かれた。技術的なキーワードとしては、「AI」「量子」「サイバーセキュリティ」等の周辺技術との融合があげられる。
    パネルセッションなどの主な話題としては、地政学バランスと情報通信技術の関係、5G導入の状況や地域格差の問題、防衛・宇宙分野への5G/6G適用の課題・期待などがあげられる。上記のキーワードに加えて、SDN、NTN等があがっていた。
  6. 主な発表概要:
    XGMFは共創イベントの「From 5G to 6G: leveraging key trends and 5G evolution to shape 6G for vertical sectors」における「International Trials & Pilots」セッションで講演を実施し、XGMFの概要、Vertical Sector向け6Gに関するプロジェクトや三菱電機のR&Dなどの取り組みを紹介。開発アプローチ/APIの重要性について賛同を得た。
    他には、GSMAから「バーティカル企業の投資は通信コア技術よりも周辺(アプリ)技術に対して多く費やされ、それゆえにAPIが重要」であることが示され、Fraunhoferから紹介された欧州6G-SNSのトライアル等の取り組みでは、応募テーマについてパートナー企業が参加しステージゲートにより投資額を決めるといった選定プロセスなど参考になる運営方法があった。
プレゼン資料(XGMF プロジェクト紹介)

プレゼン資料(XGMF プロジェクト紹介)

プレゼン資料(開発アプローチ案)

プレゼン資料(開発アプローチ案)

XGMF 産業間オーケストレーション実現プロジェクトサブリーダ 小崎 成治 氏(三菱電機株式会社)

XGMF 産業間オーケストレーション実現プロジェクト
サブリーダ 小崎 成治 氏(三菱電機株式会社)

セッション招待講演者

セッション招待講演者

JA